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2011/11/05

カメラを持つ理由。写真を撮る意味。

「テート・モダン」の写真キュレーター、サイモン・ベーカーは言う。


「写真は世の中といつもリンクしている。それは、ほかの表現方法が持ち得ない有利な点です」


写真には常に既に“現場”が映っている。
あるときは戦場が。あるときは日常が。
それは、写真を撮った者と映った者(物)の生きた証である。
実際にその“現場”へ足を運び、何かを感じて、シャッターを切ったから、写真として残るのだ。
カメラは世界をありのままに切り取る。
そこには既に常にリアル(しかし過去)があり、既に常に世の中とリンクしている。
また、フォトグラファーのジュディ・スタークマンはこう言う。


「子どもの頃からカメラは特別なパスポートだった」


カメラを持つことでアクセスすることが許される、そんな場所がある。カメラを持つことでアクセスすることができる、そんな物語がある。

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