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2012/07/08

七夕伝説発祥の地


織姫と彦星は新婚生活をエンジョイするあまり、仕事をさぼりがちに。そのことに怒り狂った天帝は2人を天の川を隔てて引き離しました。でも、2人があまりにも悲しそうにするので、天帝は「1年に1度、77日の夜にだけ」という条件で、2人が会うことを許しました。すると、2人は相手に会える77日を楽しみに、毎日仕事に励みましたとさ。めでたし、めでたし。

というのが七夕伝説ですね。日本人であれば、誰もが耳にしたことがある話だと思います。ちなみに、この日(77日)に降る雨のことを「催涙雨」といいます。77日にだけ会うことを許された織姫と彦星ですが、この日に雨が降ると、天の川の水かさが増して川を渡れず、2人は会うことが出来ません。というわけで、この日に降る雨は、織姫と彦星が相手に会えない悲しさのあまりに流す涙だとされ、「催涙雨」と呼ばれるそうです。

この七夕伝説、日本における発祥の地をご存知でしょうか?実は大阪の枚方(ひらかた)と交野(かたの)辺りだと言われています。七夕祭りで有名な仙台ではないんです。ご存知でしたか?
大阪府の北東部に位置する現在の枚方市と交野市一帯は、平安時代頃には「交野が原」と呼ばれており、日本における七夕発祥の地と伝えられているのです。両市には「天野川」が流れ、「かささぎ橋」「逢合橋」といった七夕伝説由来の橋がかかっています。

5月末、枚方市産業振興キャラクターとして「ひこぼしくん」が発表されました。お隣の交野市には交野市産業PRキャラクター「おりひめちゃん」(こちらは20104月から活動開始)がいるんですが、ゆるキャラとして行政区分を超えて“ペア”となっているのは全国でも珍しいんじゃないでしょうか?伝説では年に1回しか会えない織姫と彦星ですが、「おりひめちゃん」と「ひこぼしくん」はどうなのでしょう?気になるところです。

「ひこぼしくん」と「おりひめちゃん」

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